英語コーチングと教育訓練給付金|対象講座の探し方と給付率
教育訓練給付制度は、雇用保険の加入期間などの要件を満たす人が、厚生労働大臣の指定講座を修了したときに受講費用の一部を受け取れる制度です。対象かどうかは講座単位で決まるため、必ず各講座の公式情報と厚生労働省の検索システムで確認してください。
3つの給付の種類(厚生労働省)
| 区分 | 給付率・上限 | 支給時期 |
|---|---|---|
| 一般教育訓練 | 経費の20%(上限10万円) | 修了後 |
| 特定一般教育訓練 | 経費の40%(上限20万円)。資格取得等+修了後1年以内の雇用で50%(上限25万円) | 修了後 |
| 専門実践教育訓練 | 経費の50%(年間上限40万円)。条件により70%・80% | 受講中6か月ごと |
特定一般・専門実践の上乗せ率は令和6年10月以降開講の講座に関する記載です。英語コーチング各社が公式に掲げているのは、いずれも「一般教育訓練」です。
一般教育訓練給付金の主な要件(ハローワーク)
- 受講開始日時点で雇用保険の加入期間が3年以上(初めて受給する人は1年以上)
- 離職後に受講する場合は、資格喪失から受講開始日まで1年以内
- 受講開始日の前日から3年以内に教育訓練給付金を受けていないこと
- 算出額が4千円以下の場合は支給されない
- 訓練修了日の翌日から1か月以内にハローワークへ申請
自分が要件を満たすかは、住所を管轄するハローワークで確認できます。
対象講座の探し方
- 厚生労働省の教育訓練講座検索システムを開く
- 給付の種類で「一般教育訓練」を選び、講座名や実施施設名(スクールの運営会社名)で検索
- 表示された講座の期間・指定期間・受講料が、申し込もうとしているコースと一致するか確認
- スクールの無料カウンセリングで、そのコースと期間が指定講座に当たるか、修了認定基準は何かを聞く
給付対象を公式に掲げている英語コーチング
| サービス | 公式に記載された対象範囲 | 公式の記載内容 |
|---|---|---|
| プログリット | ビジネス英会話(3・6ヶ月)、TOEIC L&R(3ヶ月のみ) | 最大10万円。修了認定基準を満たすことが条件 |
| イングリード | 教育訓練給付金プラン(3〜6ヶ月) | 受講料の20%・最大10万円を修了後に申請。条件を満たす新規受講者に限る |
| トライズ | スピーキング本科プロフェッショナルプラン(6・12ヶ月)、TOEIC L&R対策ほか | 受講料の20%(最大10万円) |
| ENGLISH COMPANY | パーソナルトレーニングコースに対象バナー表示 | 給付額の記載はページ内に見当たらず |
計算例
イングリードの給付金プラン3ヶ月(受講料税込461,340円)は、公式表では給付額−100,000円、入会金込みの給付後総額が税込416,340円。プログリット3ヶ月632,500円の場合も上限は10万円です。20%が10万円を超える受講料では上限で頭打ちになります。対象となる経費の範囲(入会金・教材費を含むか)は講座ごとに異なるので、ハローワークと講座の案内で確認してください。
給付は修了後の支払いのため、申込時には全額を用意する必要があります。中途で退会すると修了要件を満たさず、給付を受けられない点にも注意が必要です。
- 厚生労働省:教育訓練給付制度
- ハローワークインターネットサービス:教育訓練給付金
- 厚生労働省:教育訓練講座検索システム
- プログリット:コース・料金
- イングリード:料金
- トライズ:よくある質問
- ENGLISH COMPANY:パーソナルトレーニングコース
確認日:2026年10月11日。制度の要件・給付率は改正されることがあります。受給できるかの最終判断はハローワークで確認してください。